対極は対面とは違う

 あらゆる思索をしたのに、どこにも答えを見いだせない。そんな思いをした事は誰でもある事でしょう。私もこの文章が何度登場したかわからない程です。私は太陽が乙女座にあります。古典的にいえば奇麗好きで整理整頓の達人と書かれています。分析好きで潔癖、過ぎれば堅物とも。まぁそんなとこも…。しかしふと思います。この分析力は一体どこに向かうんだ? そう…この資質がどこに還元され結果において何が達成されるのか、それがわからないと「あらゆる思索済みでも答えを見いだせない」のと同じ心境になりかねません。一体何の為?

 ずいぶんと昔になりますが、心理やカルマを扱う占星学を学び初めた頃は目からウロコが落ちる日々でした。自分のとっている習慣や、陥るパターン、本能的にしてしまう他者への反応、それがめくるめく解き明かされて行きました。のどごし生に何か得体のしれない苦いものが伝わるのを感じてもいましたが。でも自分のこの乙女の資質を昇華するには、単に綺麗に分析する事を追求するだけでは何か足りないのです。「奇麗好きの分析屋」という人格を高次に昇華させるには、お掃除を極めるだけではだめなのです。でないと奇麗好きで疲れるだけの人生になるかもしれません。これはこれで磨きますが、で … 一体何の為という部分に答えがないのです。

 しかし諦めない事は大切です。探究の結果…その答えは意外なところにある事に気づきました。なんと自分の反対側にちゃんと示されていたのです。チャートで見ると乙女の私に必要な要素が反対側に読み取れるのです。それは太陽魚座の示すエッセンスです。この対極に位置するエッセンスが加われば、太陽乙女座の分析力はより輝きを増して自分の本質の力と繋がるように出来ている事に気づいたのです。でも反対に位置する力がある事の本当の意味を知るまではそれに気づきませんでした。否、気づけなかったかもしれません。対極の力あなどれません。他にも90度の力もありますが…。ここは180度の話だけにしときます。

 チャートの反対にある魚座のエッセンス、それは人格的には「幻想と夢見」です。高次では「普遍の理想と神の夢」と私はおきます。分析を純化の力に引き上げて分析に終わらせるのではなく、求めているもっと心豊かな在り方にする為には高次の目的が入らねばなりません。それが反対に示されている「普遍の理想としての神の見る夢」にも顕れているのです。「純化×理想」とすれば私は大きな目的をそこに見いだします。拡大された答えが見つかるのです。対極にある力は決して対立していません。リスペクトする事で関わり合える力なのです。反対にあるものを相対に対峙させる事でもエネルギーを引き出せますが限界があります。相関的なものとして捉え、そこから引き出されるエネルギーはより創造的になります。自分を通して相対から相関にシフトできた時、私はもうそれは目からウロコどころではなく、一肌向けたいわば意識的に脱皮したゾと思えたのです。(笑)

ちなみに、私のパートナーは太陽星座「魚」です。もちろん知ってて結婚した訳ではありません…。