• ☆ 天体の音楽 ☆

     かのピタゴラスは「それぞれの惑星が回転しながら固有の音を発し、太陽系全体で和音を奏でている」と述べたと言われています。またプラトンはティマイオスで音階にしたがって宇宙創成が行われたと書きました。
     これはとても想像豊かで、楽しくなる話です。もし天体が固有の音楽を奏でているならば宇宙空間にはメロディやハーモニックが奏でられていて、決して暗黒の無機質な空間でない事になります。

     

     占星学では天体の力は人に転写されているという概念が基本です。天体が固有の音を奏でているならば、人体に転写されたものは音楽だと考えると、なんだか素敵に思えてきます。
     もしくは音楽の楽譜のようなものかもしれません。この楽譜は今風に言えば「波動」のようなもの。波動があるならその波動を発振するものがあるはずです。その発振源が惑星だとピタゴラスは述べたかどうかはわかりませんが、私はその振動は惑星から放たれたものだと思っいています。音楽の発信元は天上の星々。

     

     すべてはバイブレーションで出来ているというのは当たり前になりつつあります。私たちの体も物質で個体であるけれども、微細を極めれば原子の周りを電子が廻っておりそこは空間だらけだと言います。

     占星学の対象は巨大な惑星ですが、惑星の波動を説明する事が私たちの仕事なのかもしれません。この音楽を聞き分けて人生に翻訳する事だと考えると、真摯に取り組まねばと思います。
     生まれた瞬間に人に転写される音楽、それを運命やパーソナリティーとして読み取るのならばそれは生命のしらべを聴く事に他ならないのかもしれません。

  • ☆ 春分点の周期が示すもの ☆

     古代バビロニアにその起源を持つと言われる占星学は、現代では天文学と分割されもっぱら神秘学的様相を持ちます。神話の神と結びつきが深い事からこれも無理からぬ事だと思いますが、天文観測によって明らかになった歳差運動による春分点の移動は、人の大きな意識の流れを示しているという不思議さがあります。
     
    ※歳差運動は地球の回転軸が振れる現象。味噌すりを思い出して下さい。※春分点は黄道が南から北へ交わる点。ここを太陽が通過すると春。

     

     プラトンは占星学的な大きな周期をグレートイヤーと呼びました。周期はおおよそ25,000年です。プラトンはこのサイクルを2165年ごとの12時代分割しました。この分割の起点は地球の歳差運動による春分点です。
     我々が使うチャートの始点が牡羊座から始まるのは、古代バビロニア始まったといわれる星の観測時の春分点が牡羊座だったからと言われます。それから約2000年かけて春分点は移動し、現在の魚座の時代に入りました。魚はキリストの象徴です。それから更に2000年が経過して現在近くになり、次に水瓶座に入ります。よく語られるアクエリアス時代の到来です。更に2000年経つと山羊座の時代に入ります。逆に牡羊座の時代(BC20〜0)以前は、牡牛座の時代(BC40〜20)、双子座(BC60〜40)、蟹座(BC80〜60)、獅子座(BC100〜80)と遡ります。

     

     この春分点の周期の出来事を見ると面白い事がわかります。我々が歴史として知る限りですが、獅子座の時代は土器類の様子から人類に創造性が芽生え、蟹座の時代は新石器時代の始まりで農耕が始まり、双子の時代は村社会コミュニケーションが発達し、牡牛時代は国単位に集団が大きくなって豊かさを中心とし、牡羊の時代は目的が豊かさのみならず闘争心と独立心が発揮されて国家間の戦争が増え、集団維持の為に法が発達しました。そして魚の時代の始まりにキリストが出現し、生きる目的がイデオロギーの対立を超え、物質より精神を重要としたものが示されました。

     これからは水瓶座の時代に入ります。精神より深い霊性の理解へと進み、物質と精神性の融合が計られていくと見られていますが、大きな流れを見れば、それは頷けるのではないでしょうか。占星学で見る天体の動きと人類の進化との関連をこうした変化から読み取るのも、占星学から優れたアプローチではないでしょうか。

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インナーコズミックドライブ-占星学と星の綺羅☆セッションによる内的宇宙へのいざない

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